新しいブック
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50 貴方の肌のぬくもりで 優しく抱いてくれた夜と 共に歩いた苦楽の道も 子と孫集いし良き日など 忘れはしない生ある限り 遠くへく流れた夢を貴方と建てたこの家も月日は巡り三十余年貴方の匂がしているの五十年共に暮した匂なの貴方の所にゆく時は匂辿ってゆくつもり

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