聖書の世界
6/100
三 平成二十六年三月安 増 壮 一 著書の心境を、聖句で次のように表現する。 イザヤ書二十八章二十四−二十五節 種を蒔くために 耕す者は一日中耕すだけだろうか。 土を起こして、畝を造るだけだろうか。 畑の面を平らにしたなら いのんどとクルミの種は、広く蒔き散らし 小麦は畝に、大麦は印をしたところに 裸麦は畑の端にと、種を蒔くではないか。 イザヤ書二十九章十七−十八節 なおしばらくの時がたてば その日には、耳の聞こえない者が 書物に書かれている言葉をすら聞き取り 盲人の目に暗黒と闇を解かれ、見えるようになる。
元のページ